第14回日本臨床腫瘍学会のシンポジウム「保険外併用療養費制度の現状と課題」の招請講演

2016年7月29日日本臨床腫瘍学会でシンポジウム「保険外併用療養費制度の現状と課題」が開催され、当研究所が学会から招聘を受けました。

「保険外併用療養費制度の拡充と民間保険」と題して基調講演を行っております。

医療界からも民間保険への期待が高まっており、多くのマスコミも取材にきていました。

生命保険経営の7月号に掲載されました。

生命保険経営学会誌第84巻4号に「医療保険制度改革と民間保険の今後」という論文を掲載していただきました。公的混合診療である保険外併用療養費制度の拡充の経緯と今後の混合診療および高額医療と民間保険の役割について論述しております。

日本臨床腫瘍学会のシンポジウムについて

平成28年7月28日から30日まで3日間神戸で抗がん剤治療の専門家が集合して日本臨床腫瘍学会の学術集会が開催されます。

当研究所が、同学会からシンポジウムの講演発表を招聘されました。

シンポジウムのタイトルは「保険外併用療養費制度の現状と課題」であり、民間保険にも関係するシンポジウムです。

当研究所は「保険外併用療養費制度の拡充と民間保険」という内容で講演する予定です。

保険外併用療養費制度

現在、保険外併用療養費制度が大きく変化しています。4月から患者申出療養が新設されますが大山鳴動鼠一匹で、先進医療Cが創設されたという評論をされる方もいますが、薬剤問題解消と関係して整理しないと全体像が見えてきません。

また、選定療養も見直し議論が本格化しそうで、2018年に向けて大きく変化していきそうです。全ての背景にある医療制度改革の根本原理を理解してないと民間保険の将来性を誤ると考えています。